多比良先生取材

こんばんは。立花ゼミの岩間祐典です。おとなりさんが夜中の1時に掃除機をかけ始めました。眠れません(笑)



先日多比良先生の取材に行ってきました。今日は、取材の内容以外の話をしようと思います。



この企画は、世の中で話題になっている研究捏造問題を直接当の本人に聞いてしまおうというところからはじまりました。なので、僕ははじめ多比良先生という東大の教授がいて、その人が研究成果を捏造したらしいというところから出発しました。
主にインターネットを使って調べていくと、今度は日本RNA学会をはじめ、いろいろなところから、厳しい指摘が相次いでいる様が見て取れました。
しかし多比良先生の報告書に目を通した時、他のどこにも書いていなかったどう対処したかが書いてありました。問題の無かった論文についての言及もありました。
どうも多比良先生が捏造に関与したというよりは、川崎先生という人も関係がある、いや、これはほとんど川崎先生の問題なのではないか?という思いに変わっていきました。
そして取材を実際にやってみて、「な〜んだ、そうだったのか!」という発見がザクザク出てきました。多比良先生は僕などが評価するのもおこがましいですが、非常に素晴らしい人格者だと思いました。




全くもって、面白いです。いい意味で裏切られました。メディアリテラシーのなさ、無いまま思い込んで的外れに生きる怖さを思い知りました。情報の捉え違いで人を嫌いになるなんてとてももったいないことです。

立花先生が「ソースを確認しろ」と何かの本で書かれていました。何か大げさなバッシングがあった場合、的外れなことを言っていることがあるもので、今回もそう思ってもう一度見返せば、ニュースにはいろいろと尾ひれが付いています。

さらに、高校から放送委員会でインタビューの経験を重ねているSTさんに、インタビューの準備の仕方の極意みたいなものも教わることができました。「資料の行間からその人が何を考えているのか読み取り、それを引き出す質問を考えることが本当の準備」だそうです。理科系の資料からそのようなものを読み取るのは至難の業なきがしますが、理系だからとか文系だからとかという考え方は嫌なのでゼミを通して身に着けてしまいたいと思いました。立花ゼミさまさまです。