核融合研でリハーサル

 どうも!またまた渡辺です。

シンポジウムのリハーサルを核融合研でやると聞いたので、
「(私は行けないから)お前と岩間とで一緒に行って来い」との勅命を先生から承りました。と、いうことで岩間くんと共に新幹線に飛び乗り、再び核融合研へ。
 着いて早々、通されたのは所長の応接室。ここでリハーサルを行うのだとか。
続々と入室する先生方や核融合研のスタッフ、そして私たち2人で部屋は一杯になりました。

 リハーサルでは当日のプログラムに合わせて実際に先生方が発表をし、その都度内容に落ち度はないか、話し合って行きます。発表は前回核融合研に取材したときより、格段に分かりやすいものでした。しかし更に良い発表にしようと、狭い応接室の中では先生方の意見が飛び交いました。時には厳しい意見をいう先生もいらっしゃいました。私たちゼミ生も積極的に参加して意見を出し、プレゼンの内容を絞って行きました。
 先生方の発表を間近で見ているうちに、私たちは発表することの難しさを目の当たりにしました。ただ話したいことを闇雲に話していても、聞き手はわかってくれません。聞き手のことを理解しないと、話すことは決められないのです。
「聞いている人はどんな人なのか?」
「自分の研究についてどれだけ知識を持っているのか?」
「この説明のしかたで、聞く人は理解してくれるのだろうか?」
 シンポジウムに出席するであろう人たちのことを考えながら、話し合いは続きます。その意見を参考に先生方は自分の発表をより良い物へと変えて行きます。


 
常に聞き手を意識して話すことが重要なのだと、分かりました。



さて、リハーサルのあとに先生方から講演内容についての予告映像を頂いてきました。その内容はホームページで確認できます!

http://sci.gr.jp/project/nins03/