ゼミ生取材NO.1


立花ゼミでは、今学期、立花ゼミ生自体を取材しています。取材されることで、学生自体の活動が活性化し、さらに取材・編集・発信そのものの練習にもなると考えるからです。

第1弾は、お世話になっている立花隆先生を取材しました。

僕はこのとき近くでカメラを撮っていました。







この動画発信の意図は、
SCI(サイ)を見ていただいている皆さん、これから見ていただける皆さんに対する、
SCI(サイ)のこれからの発信方法と未来構想の宣言です。



その発信方法とは、
動画メディアを積極的に使っていく、ということです。
今まで、取材をすると、録音したテープの文字起こしをしていました。
そうすると、「文字起こし、誤字脱字校正、取材された人本人の確認」
などが必要で、多くの時間と労力がかかってしまい、
出来上がってくるものは、人間味のない活字メディアです。

動画配信をすることで、上記の作業を削るだけではなく、
もっと取材対象の研究者の「人間そのもの」が伝えられるのではないかと考えています。

最も、文字データというものは検索や理解を深めるために欠かすことができないので、
これからも使っていきます。



立花先生の構想は、
東大の教養学部が持っている非常に広範囲で質の高い知を、
東大生のためだけに使うのではなく、
社会全体の財産として利用しようという構想です。

そのために、大学に一種の放送局をつくるという提案をされています。

これから立花ゼミが行っていくのは、その先駆け的なものなのです。



文責:岩間祐典